prologue...
2018年7月某日
猛暑というより酷暑と表現する、史上最高気温を更新する暑さが続く厳しい夏。
なんだ!この暑さは、、、
社屋の隣にある社員用駐車場に停めてある同僚のバイクは、スタンドがアスファルトにめり込んでしまっている。
この暑さで駐車場のアスファルトが柔らかくなってしまったようだ。。。
毎日バイクを停める位置を少しづつ移動させているため、その同僚の駐車スペースには奇妙な穴ボコが無数にあいている。
駐車スペースが穴ボコで埋め尽くされる前に、この暑さが和らぐのを祈るばかりだ。。
毎朝、出勤時に穴ボコ具合を確認するくらいしか代わり映えのしない日常、いつものとおり日々の業務を終え自分のデスクで帰りの支度をしていた。
普段ほとんど関わることのない役員のひとりが、会議を終えてフロアに戻ってきた。
いつもならそのまま自分のデスクにまっすぐ向かうところを、この日はわざわざデスクの島をふたつ超えて俺のデスクのある島、それもフロアの一番端にまで歩いてきた。
なんとも嫌な笑みを浮かべて、、、、
この役員から出た一言が、俺のサラリーマン人生の一大転機の始まりだった。
「 海外、、、、 興味ない? 」
これから始まる、とあるサラリーマンの転機を綴っていこうと思う。
10年ぶりのブログ、、うまく書けるか、そもそも継続していけるかもわからないがひとまず走り出すことにする。